本番の後、数少ないお客さんとの面会ができたんです。
卒業する4年生の先輩がご家族の前で涙を流してて、改めて「この人たちにとっては最後でとても大事な学外演奏会だったんだ」って実感した。
すごい今更ですよね。もう終わってるんだから。

曲目から乗り番まで全部決めて、練習日程やホールの手配まで自分たちでやった演奏会が想像もしてなかった理由で中止になって。
乗り番に文句言う人がいたり、練習でやる気がない人がいたり、作りたい音楽と違うものになってしまったり、ネガティブなことをいったらキリがないけど、良いものにしようと必死で準備してきたんだな。

そんな人たちの大事な会を、自分が踏みにじってしまったって思い知らされた。
本当に今更。

これから先、先輩たちがどんな道を歩んでいくかなんて全然知らない。
だけど、卒業生7人それぞれの道へ別れる分岐点になるはずの演奏会でした。
どんな形であれ、できて良かったって思える演奏がしたかった。

どんな本番も誰かにとって大切な本番で、自分もその人たちと同じくらい大切にしなきゃいけない。
音楽に対しても、お客さんに対しても失礼だって自覚しないと。

がんばる。

締まらなかった。

では、あでゅ〜

さーちょん

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